割引国債

「割引国債」は、国(政府)が法律に基づいて発行する債券である「国債」のうち、予め額面価格からいくらか割り引いて発行され、償還時に額面金額分が返還されるものを言います。利付国債で取られているような利払いの仕組みはありませんが、額面金額と発行金額の差額が利息に相当するものとなっています。
現在、政府が発行している割引債は「国庫短期証券」と呼ばれる短期債1種類のみです。これは2009(平成21)年2月に、それまで発行されていた「政府短期証券」と「割引短期国庫債券」という2種類の割引債を統合して出来たものです。償還期間は2ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年の4種類となっていて、最低額面価格1,000万円から1,000万円単位で入札ができます。銀行や証券会社、信用金庫、保険会社などの金融機関のみが入札資格を持っており、個人は手に入れることはできません。
政府発行の割引債では、かつては償還期間が3年のものと5年のものの2種類の中期国債も発行されていました。しかし、3年のものは2002(平成14)年11月で、5年のものは2000(平成12)年9月で発行を停止しました。これにより、個人が窓口で購入できる国債は、現在は利付債のみとなっています。
宇宙04

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