割引金融債

「割引金融債」は、金融機関が特別の法律を根拠に発行する金融債のうち、予め額面金額から一定金額分だけ割り引いた金額で発行され、利払いが無く、償還時に額面金額分が返済されるもののことを指します。この金融債では、額面金額と発行金額の差額が利息にあたるものになっています。
金融債の商品名は金融機関が独自に決めることが出来ますが、この種類の金融債は商品名に「ワリ」がつけられており、割引債であることがわかるようになっています。商品内容は、購入単位が最低1万円から1万円単位で、償還期間1年、発行頻度を毎月2回としているものが一般的です。中途換金は発行後いつでも行うことが出来ますが、換金時に手数料がかかります。
この金融債では、償還差益を受け取る際に所得税18%と復興特別所得税0.378%分の税額が源泉徴収されます。この復興特別所得税の徴収は、2013(平成25)年1月1日から2037(平成49)年12月31日までの期間に行われる支払いに対して適用されています。
なお、近年は規制緩和により金融機関の資金調達手段の多様化が進み、これに伴って金融債の発行残高が減少していっています。金融機関ではこのような状況を考慮して、金融債は利付債、割引債ともに取り扱いを縮小する傾向になっています。
宇宙01

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