金融債と国債

「金融債」はあまりなじみのない言葉です。どのような債券かというと、法律に定められた6機関のみが発行できる債券で、利息のつき方によって「利付」「割引」に分類されます。定められた金融機関は、ここで調達した資金を主に設備投資目的の長期資金として企業に貸し出されています。この債券を商品化したものは、「利付」の場合は「リッキー」「リッショー」のように「リツ」が商品名に付くことがほとんどです。また、「割引」の場合は「ワリコー」「ワリトー」のように「ワリ」商品名に付くことがほとんどです。これらの商品名なら、投資に興味がある方なら聞いた事があるかもしれません。目的となる資金の性格上、3年、5年という長期の商品が多いです。
一方おなじみ国債は債券の中では最も信用度が高いものですが、その国の信用リスクが存在します。金融がグローバル化して、ささいなきっかけでその国の財務状況の信用が落ちると、一気に投資家が資金を引き上げて急激な信用下落の連鎖を引き起こす可能性があります。信用が落ちると利率が上がる(つまり、ハイリターンなのはハイリスクになったから、という訳です。)のですが、最近では利率7パーセントが危険水域の目安とされます。これを超えると、急速に「値崩れ」が起きる恐れがあります。
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